第10回 ミニ学習会

3月6日、首都圏営業本部主催ミニ学習会「冨岡製糸工場と小水力発電のまち見学会」を開催しました。天気もよくバス一台50名、大いに勉強してきました。

冨岡製糸工場は世界遺産に推薦されています。明治5年に建築されてより昭和まで、一貫して絹糸製造の現場として使われ続けてきた「産業遺産」としての価値を評価されたものです。立派なレンガ造工場が、「富国強兵」を担い、地震にもめげず今日までその原型をとどめています。設計はフランス人ですが、建てたのはもちろん当時の職人たちです。ささやかに自己主張して、レンガに「落書き」を残した人もいます。

 埼玉県の本庄市にある「小水力発電所」は、畑の中にあり、農業用水を利用した小さな発電所です。これならわが町でも出来そうだと思われた人もいます。原発に依存しない、再生可能なエネルギーのひとつとして大変参考になりました。もちろん、暮らしを見直し、省エネで暮らせる住まいを作ることが何より大切です。