まつのじん稽古場コンサート
西宮市にあるヴァイオリンニストの松野迅さんの自宅兼稽古場でコンサートを開催しました。
6年前に施工させていただいたのを機に、竣工時や新協建設創立40周年記念など節目節目でコンサートをさせてもらっています。
今回は、90年前に製作されたスタンウエイピアノが松野迅さんがある人からあずかる事になり、稽古場にスタンウエイピアノが2台、ヤマハピアノが1台合計3台になったので、そのピアノのお披露目も兼ねてのコンサートです。
本日のピアニストの榊原契保さん、榎田匡志さんによる演奏。ヴィンテージスタンウエイピアノの音色には、感嘆!!マークが体中に駆け巡りました。
ベートーベンのヴァイオリンソナタで、松野迅さんの奏でる音に引き込まれていきました。
2台のピアノと松野迅さんのヴァイオリンでエルガーの愛の挨拶という曲では(メロディを聴くけば知ってる曲だと思います)
こんな演奏は他では聴けないアンサンブルでした。
アンコール曲は、吉田隆子作曲の「君死にたまうもうことなかれ」がありました。
その日の夜にNHKの「吉田隆子知っていますか〜戦争・音楽・女性」が放送が あるので
戦時中、 拘留され弾圧されても、当局に屈しない作曲家・吉田隆子の曲を以前から演奏し、CDにも出している松野迅さんは、その番組の取材も受けていたことを話しながら、堺にゆかりのある与謝野晶子の「君死にたまうもうことなかれ」を弾いてくれました。
34名の参加者みんなで感動したコンサート。「すてきな時間をどうもありがとうございました。」と皆さんによろこんでいただけました。